「安心・安全住まいづくりの会」代表、「森のなりわい研究所」代表などを務め、森と人との共存のための各種の研究・啓蒙・教育活動を行っている。
「森を活かし森に育まれるくらし」を目指し、森の魅力を伝える活動をはじめて、はや25年。未だに、森のことはよく解らないのが実情ですが、一つみなさんにお伝え出来ることがあります。「森の中はホッとする」ということです。森の中ですごすと、心が癒されると同時に心が豊かになるようです。森は色々な生き物たちがお互いに関係を持ちながら暮らしてゆける安定した形を、長い年月をかけて築いてきました。そして、時によっては変化する環境に柔軟に対応しながら・・・。
「住宅」にも私たちの住む地域の風土や環境に合わせて長年かけて培ってきたスタイルがあります。そんなスタイルにライフスタイルの変化などに対応した柔軟性を加味して、今を住まう「場」こそが、今求められる住宅ではと考えています。「住まいづくり」は、まさに「ホッと出来る森」と相通ずるものがあります。
安心・安全住まいづくりの会は、そんな「森に住まうがごとき住宅」を提供する集団です。そして、みなさんの家づくりと森とをつなげ、豊かな森づくり活動へと育てていくことが私の仕事です。
みなさんの安心・安全な暮らしづくりのお役に立てれば幸いです。
森を活かし、森に育まれる『くらし・地域づくり』を目指して、調査・研究ならびに諸活動の企画・運営・支援・提案を行っています。
森のなりわい研究所は、調査研究を中心とした研究所部門、森林県連事業部門「グリーン・ウォリアーズ(GW事業部)」、活動支援部門「森とくらしを結ぶ活動支援集団・かしっぱ隊」とで構成されています。